大山山頂でお昼ご飯を食べて、いよいよ下山。
大山北尾根を歩くコース。
正式なコースではないのか、入り口がわかりにくかった。
「熊出没注意!」の看板に、誰かがマジックで書いた「北尾根入り口」だけ。
すると、いきなり脚立が・・・・・
鹿除けネットが張られていたため、乗り越えるのに脚立が置かれていたのだ。
当然、私には脚立を利用することが出来ないから、
親分に抱っこされてその先に進んだ。
しばらく歩いたらレールが。
作業用のモノレールらしい。
こちらのコースは標識もあまりないし、ベンチなんてない。
木にくくりつけてあるこんなのが頼りだ。
一応、地図に載っている地名だ。
メジャーなコースと違うため、人の踏んだ跡をたどって歩いた。
踏んだ後がわからないところもいっぱいあったよ。
登山の時、人がいない場合は私はフリーで、いつも親分より先を歩いているのだが、
今回は、どこが道なのかわからないところが多くて、親分の後にくっついていた。
こんな所もあった。
崩れた場所みたい。
ここに似たような所で作業をしている人達がいた。
毎回、現場まで登山なのかなぁ? たいへんだ。
つまずいたり、滑ったりしたら転落しそうなところがたくさんあった。怖い怖い。
地図に載っていた「新多摩線16号鉄塔」に到着。
こんな山奥に、こんな立派な鉄塔を建てるなんて、人間ってすごい!!!!!
しかも、鉄塔はここだけじゃないし・・・
鉄塔を超えた所で分岐点。ここも手書きの案内。
県道方面へ向かった。
階段が出現。
親分は階段を下ったが、私はこの横を下った。
所々にホッとする草地があり、においをかぎまくる私。
いたる所に倒木があり、これが道を塞いでいた。
何度、倒木を飛び越えたか。。。
ようやく、出口に到着。
ここにも、「熊出没注意」の」お知らせ。
でも、ここで終わりはないよ。
駐車場までは、まだ1時間近くかかるのだ!!
そして、ここからが一番過酷な道のりだった。
私の脚が埋まるくらいの杉の落ち葉の急斜面。踏み跡なんて全然ない。
親分に励まされながら、必死で歩いた。
大山は山ヒルが多いと有名で、最後の最後に親分の靴にくっついていた。
でも、靴の中には入らなかった為、吸われることはなかった。
親分、良かったね。 ヒルに襲われなくて。
10歳を記念しての大山登山は、出発点に無事到着。
帰りの車中では爆睡の私だった。。。。。
ワイルドだろぉ~?